「先月の健康診断の結果、見た？」 「今日から唐揚げ禁止ね。ポテトもダメ」
夕食の食卓で、妻から突きつけられた無慈悲な「揚げ物禁止令」。 わかっているんです。40代も半ばを過ぎ、お腹周りが気になり始めたことくらい。尿酸値や脂質の数値が、医師からの「要注意」判定スレスレなことも。
でも、仕事帰りにプシュッと開けた冷たいビール。その横には、熱々の唐揚げやフライドポテトがあってほしいじゃないですか。スーパーの惣菜コーナーで、半額シールの貼られたメンチカツを横目に見ながら素通りするのは、もうこりごりです。
「健康を守りたい。でも、揚げ物は諦めたくない」
「妻に怒られず、堂々と揚げたてのツマミで一杯やりたい」
そんな私たち40代男性の切実な願いを叶える、最強の相棒（Buddy）を見つけました。 それが、サンコーの「フライ２バディ（ARFR25HBK）」です。
油を使わずに揚げ物ができる「エアフライヤー」でありながら、なんと本体をひっくり返すことで「鍋」にも変形するという、男心をくすぐる変態スペック（最高の褒め言葉）。
この記事では、実際にこのガジェットがどのように私の「晩酌ライフ」を革命したのか、そして妻をどうやって説得したのか。良い評判も悪い口コミも包み隠さず、徹底レビューします。
サンコー「エアフライヤー（フライ２バディ）（ARFR25HBK）」とは？男心をくすぐる「反転ギミック」
まずはこの製品、ただの調理家電ではありません。 「サンコー（THANKO）」といえば、「おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器」など、ニッチでユニークな家電を世に送り出すことで有名なメーカー。そのサンコーが作ったエアフライヤーですから、普通であるはずがありません。
2Lペットボトル並みのコンパクトさ
箱を開けてまず驚くのはその小ささ。 サイズは幅26.5cm×奥行24cm×高さ21cm。A4用紙の上にすっぽり収まるサイズ感です。重さも約2.1kgと、2Lのペットボトルとほぼ同じ。これなら、キッチンの棚の隙間や、自分の書斎の隅っこに置いておくことも可能です。
最大の特徴は「ひっくり返す」こと
この製品の真骨頂は、その名の通り「2バディ（2つの相棒）」であること。
- モードA（直立）： 熱風でカリッと仕上げる「エアフライヤー」
- モードB（反転）： 本体を物理的にひっくり返して「電気グリル鍋」
「ボタン一つで切り替え」ではなく、「本体をひっくり返す」というアナログかつ大胆なギミック。この変形ロボットのような仕様が、ガジェット好きの所有欲を猛烈に刺激します。
【口コミ・評判】40代男性にフライ２バディが刺さる3つの理由
実際に使ってみて、なぜこの製品が私たちのような「健康診断が気になる共働き夫」に刺さるのか。その理由は大きく3つあります。
① 罪悪感ゼロ！油を使わないのに「サクサク」の衝撃
一番の懸念点は「油を使わないで本当に美味いのか？」という点でしょう。結論から言うと、「スーパーの惣菜より断然美味い」です。
最高200℃（エアフライヤーモード）、グリルモードでは230℃までの熱風が高速循環し、食材自体が持っている脂を使って表面を揚げ焼きにします。 鶏肉なら、皮から出る脂だけで十分にジューシーな唐揚げが完成。冷凍のフライドポテトも、油で揚げたとき特有の「ベチャッ」とした感じがなく、カリッカリに仕上がります。
余分な脂は網の下に落ちるので、カロリーは大幅カット。 これなら、「これはノンフライだからヘルシーなんだよ」と妻に言い訳……いや、論理的な説明が可能です。深夜に食べても罪悪感はゼロ。これこそが革命です。
② 晩酌のクオリティ爆上がり！中が見える「ガラスポット」
従来のエアフライヤーの最大の欠点は「中が見えない」ことでした。 「そろそろかな？」と思って開けてみたら黒焦げだった、あるいはまだ生焼けだった……なんて失敗は、料理初心者の心を折るには十分です。
しかし、フライ２バディは耐熱ガラス製ポットを採用しています。 これが何を意味するか。
- 唐揚げが狐色に色づいていく様子
- チーズがとろ〜りと溶け出す瞬間
- 食材から脂がジュワジュワと滴る音
これら全てを、ビールを片手にライブ観戦できるのです。 調理プロセスそのものが最高の「酒の肴」になります。ガラス越しに育っていく唐揚げを眺めながら飲む一杯は、格別の味わいです。「失敗しない安心感」だけでなく、「待つ時間の楽しみ」を提供してくれるのです。
③ 週末はひっくり返して「一人鍋」！一台二役の拡張性
揚げ物だけではありません。本体を「くるっ」とひっくり返せば、そこはもう小さな居酒屋です。
ヒーター面が上を向くことで、電気コンロのような状態になります。 付属のガラスポットを乗せれば、「一人鍋」「アヒージョ」「煮込みラーメン」まで可能に。
- 平日は： ヘルシーなノンフライ唐揚げでサクッと晩酌。
- 休日は： グツグツ煮込んだ湯豆腐や、缶詰を使ったアヒージョでちびちびやる。
これを一台で、しかも自分のデスクの上で完結できる。まさに「大人の秘密基地」製造マシンと言えるでしょう。
買って後悔しない？正直なデメリットと注意点
良いことばかり言っても嘘くさいので、購入前に知っておくべき「正直なデメリット」も包み隠さずお伝えします。
家族全員分は無理？容量1.5Lのリアルなサイズ感
容量は1.5Lです。正直に言います、大家族のメインディッシュを一気に作るのは無理です。 唐揚げなら一度に6〜8個（200〜300g）、トーストなら半分に切って入れる程度。
「家族4人分の唐揚げを一度に！」と考えているなら、もっと巨大な機種を買うべきです。 しかし、フライ２バディの真価は「自分用」または「夫婦二人の晩酌用」としての機動力にあります。食べたい分だけ、熱々をその場で作る。そういう使い方が正解です。
本体が熱くなる？反転時の注意
変形ギミックは楽しいですが、調理直後の本体やガラスポットは当然熱いです。 「エアフライヤーで唐揚げを作ったあと、すぐにひっくり返して鍋をしたい！」という場合は、ミトン（鍋つかみ）が必須です。 火傷には十分注意しましょう。また、ガラス製なので落として割らないようにする配慮も必要です。
ライバル機種との比較！CosoriやNinjaではなく「サンコー」を選ぶべき人
市場には他にもエアフライヤーがありますが、なぜサンコーなのか。
| 特徴 | サンコー フライ２バディ | 格安機 (Cosori Liteなど) | 高級・大型機 (Ninjaなど) |
| 価格 | 12,800円前後 | 8,000円〜10,000円 | 9,900円〜25,000円以上（モデルにより幅広い価格帯） |
| 調理の視認性 | ◎ ガラスで丸見え | × 開けないと見えない | △ 機種による |
| 多機能性 | ◎ 揚げ物＋鍋 (2in1) | △ 揚げ物のみ | ◎ 同時調理など |
| 設置スペース | ◎ A4サイズで極小 | ◯ 普通 | × かなり巨大 |
結論：
- 「とにかく安く、大量にポテトを揚げたい」なら、格安のCosori等でOK。
- 「広いキッチンがあって、本格的な料理をしたい」なら、高級機Ninjaへ。
- 「狭いキッチンや卓上で、揚げ物も鍋も楽しみたい」「中が見えるワクワク感が欲しい」なら、サンコー一択です。
妻を説得するキラーフレーズ「片付けが劇的にラクになる」
さて、最後に最大の難関、「妻へのプレゼン」です。 単に「俺が揚げ物を食べたいから」では却下されます。奥様にとってのメリット（ベネフィット）を提示しましょう。
説得フレーズ①：「油の処理が一切いらなくなるよ」 揚げ物の何が一番嫌か。それは「油の処理」と「油はねの掃除」です。 フライ２バディなら、そもそも油を使わないので、固めるテンプルも、コンロ周りの拭き掃除も不要になります。
説得フレーズ②：「ガラスポットは食洗機で洗えるよ」 これが最強のカードです。 バスケット（ガラスポット）と網は丸洗い可能で、なんと食洗機対応。 食べ終わった後のギトギトの油汚れをスポンジで洗う必要はありません。食洗機に放り込むだけ。 「俺が晩酌で使った後は、自分で食洗機に入れとくから手間はかけさせないよ」と言えば、反対する理由はなくなるはずです。
まとめ：フライ２バディで「健康」と「旨い」は両立できる
健康診断の結果におびえながら、冷めたサラダチキンをかじる夜はもう終わりにしませんか？
サンコー「フライ２バディ」があれば、
- カロリーを気にせず、
- 妻に怒られることもなく、
- 揚げたてサクサクの唐揚げでビールを飲む。
そんな最高に贅沢な「日常」が手に入ります。 メーカー希望小売価格12,800円（実売価格は8,000円台〜販売店により変動、2025年12月時点）という価格は、居酒屋で3〜4回飲むのを我慢すれば元が取れる金額です。
人気商品のため、テレビで紹介されるとすぐに在庫切れになる傾向があります。 「あの時買っておけばよかった」と後悔する前に、まずは在庫をチェックしてみてください。
あなたの晩酌ライフが、劇的に楽しくなることを約束します。
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